2016年2月18日から3月18日に実施した英語特別講座に参加した学生から、楽しかった思い出と成果について伺いました
英国の伝統あるカンタベリー・クライスト・チャーチ大学で学び、学生寮やホームステイ先で暮らしてきた学生たち。「英語が通じた!」
行く前からわかっていたことなのですが、実際、授業がすべて英語だったことに最初は戸惑いました。私が受けた授業の一つは先生を囲んで座り一人ひとりが発言していくスタイルが基本でしたので、順番が来れば何かを話さないと授業が進みません。案の定、最初は単語を並べるだけでした。それを先生がじっくり聞き、正しい言葉に置き換えてくれます。助かったのは間違っても良いという気軽な雰囲気にあふれていたこと。その中で恥ずかしがらずに積極的にチャレンジしていこうという気持ちが湧いてきました。こうした授業の他にReading やWriting、Speakingといった様々な勉強をすることができました。 また英語しか使えないという生活の中で、耳がだんだんと英語に慣れてくることを実感しました。寮は自炊なので食材は街に出て自分で買わなければいけません。街に出て食材を買う時も、最初は不安でいっぱいでしたが、気がつけば自然と英語が飛び出すようになっていましたし、同じ寮の他国の学生から何か質問を受けても英語で答えられるようになっていました。英語が通じることを1日1日実感できたこと、それが大きな自信になっていったことがこの特別講座で得た成果だと思います。遠藤 黎也さん
東日本国際大学 健康福祉学部1年(当時)
(東日本国際大学附属昌平高校出身)
授業を受けた教室があった校舎入口。最初は不安でしたが、日を追うごとに来るのが楽しくなりました。
寮は自炊。みんなで買い出しにも行きました。カレーが食べたくて、材料をそろえ、鍋でご飯を初めて炊きました。
日本の文化についてプレゼンテーション。もちろん英語です。けん玉を題材に日本の伝統的なおもちゃについて紹介しました。
カンタベリー大聖堂がすぐ近くに。昼も夜も素晴らしい表情を見せてくれました。
市外観光でドーバー城に行ったときの写真。警備の人が「どこから来たの?」と気さくに話しかけてきたことがきっかけで話が弾み、別れ際にいっしょに 写真を撮りました。
バッキンガム宮殿を訪問。この後、ウイリアム王子のミニパレードがあったのですがシャッターチャンスを逃しました。残念!
何の変哲もないサンドウィッチに見えますが、実はこの料理が生まれたサンド ウィッチ市で食べた正統派の一品です。
みんな揃って記念撮影。行く前の不安がウソみたいな楽しい毎日の連続でした。
チャレンジする心を磨けた!
フィリピンへの留学経験がありましたが、今回滞在する英国の英語は今まで覚えてきたアメリカ英語とは違うこととホームステイでどのような生活が待っているのかなど、とても不安でいっぱいでした。そのため最初の1週間は英語の授業やイギリスでの暮らしに慣れていくことで精いっぱいでした。しかしクラス担任の先生のある一言が、私を勇気づけてくれました。「間違えることは当たり前だから、ミスを恐れずに発言すること。発言しないとミスすらも直せないから、どんどん挑戦していってください」といった内容の言葉です。山野辺 美和子さん
いわき短期大学 幼児教育科1年(当時)
(いわき秀英高校出身)
ホームステイ先でお世話になったご夫婦と特別講座にいっしょに参加した趙 洪霞さんとの4人で記念撮影。素敵なホストファミリーと仲間のおかげで楽しい英国生活を送ることができました。
ホームステイ先での食事は自炊が基本でした。この日の夕食はチキンのトマトソース煮。
現地で見つけた絵本。幼児教育科で学ぶ一人としてとても興味を持ちました。
市外観光の途中で見つけた託児所。ここなら子どもたちも楽しそうに過ごせそうです。
熱心に教えてくれた先生を囲んで。授業は時事問題をテーマにして討論を行うなどいろいろなスタイルで行われ、毎日が刺激的でした。
ゆっくり時間をかけて食事をするサンデーランチやアフタヌーンティなど本場イギリスの習慣に触れることもできました。
ロンドンで食べた本場のフィッシュ&チップス。見た目のボリューム感に圧倒されそうですが、意外にサクサクいけちゃいました!
楽しくて実りがいっぱいだった1カ月間。忘れられない思い出となっています。
English is fun!
英語の楽しさを知ってくれました。
学生たちの成長した姿に感動しています!
東日本国際大学
倉田 貢教授