教職課程
教職課程実習概要
教育職員(教員)を志望する学生が、教員になるために必要な授業科目を履修する課程を教職課程と言います。東日本国際大学では、経済経営学部に教職課程を設置し、「先生になりたい」夢をバックアップしています。
取得できる教育職員免許状
下記の高等学校教諭一種を取得することができます
教育実習について
教育実習は、教育職員免許状(教員免許状)取得のための必修科目です。
東日本国際大学では、2年次からオリエンテーションや高等学校訪問を通して準備が行われます。
期間 |
例年5~11月までの間、2~3週間
原則として、4年次に出身高等学校あるいは協力校において実施
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目的 |
- 教育に関して実践的・多面的に学ぶため
- 各教科の学習や部活動、特別活動などを支援する教師としての役割を体験
- 生徒たちとの交流を通して、学校教育の問題点や、よりよい学びのための課題を模索
- 自らの教師としての適性を判断したり、教職を志望してゆく上での課題をつかむ
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単位 |
教職科目は各学科での卒業に必要な単位とは別に履修しなければなりません。
「実習校での実務」のほか、ガイダンスや講義を受講するなどの要件をすべて満たして、初めて単位を修得することができます。
目的意識と熱意を持って計画的に学ぶことを通して、教員としての資質や幅広い教養・豊かな人間性を身につけることができます。
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教育職員免許状取得に関する科目を見る
教育実習の体験談
生徒達と後輩から花束!
教育実習の最終日にホームルームのクラスの生徒達と柔道部の後輩から色紙と花束を貰いました。
こんな経験は初めてだったのでとても嬉しく感動したとともに、教師になりたいという気持ちが一層深まりました。(卒業生)
自分自身で授業を展開する喜び
教育実習では様々な体験をし、貴重な経験になりました。何より感銘を受けたことは、自分自身が授業を展開できるようになったということでした。また、生徒と触れ合うことで、コミュニケーションをとるということにも感銘を受けました。
生徒一人一人はそれぞれ個性を持っており、それを理解しつつ接しなければいけないということを考えさせられました。
また先生方は様々なアドバイスをしてくださり、自分では気付きにくい欠点を克服するために、大変お世話になりました。
これからは今回の経験を心の片隅におき、相手を思いやる気持ちを持ちながら、たくさんの人々と接するよう心がけていきたいと思います。(卒業生)
教員の養成の状況についての情報の公表
Ⅰ 教員の養成の目標及び当該目標を達成するための計画
- 1 教員養成の目標
-
本学では「儒学の教え」を建学の精神とし、公共心の育成と豊かな心の醸成を全ての教育の基礎に置いている。これが意味するのは、より良い社会人を目指して自らを律し行動する心性を涵養することであり、他者を尊重し大切にする心を育てることである。
教員養成においても、人間として正しい道を考え実践しようとする高い公共心をもち、他者を尊重し思いやる豊かな心をもった教員の養成を目指している。同時に、豊かな教養と教育に関する確かな専門知識を持ち、生徒への理解と深い愛情をもった教員となることを教員養成の重要な目標としている。
- 2 目標を達成するための計画
-
目標を達成するために、学内においてはそれぞれの学生の成長を、教職課程担当教員及び教科担当教員はもとより、ゼミ担当教員を含むすべての教員の協力によって、学生一人ひとりの特徴に応じた細やかな指導が行われるよう体制を整えている。
各学年における到達目標は以下のようになっている。
- 1年次
- 教職に関する理解に基づきつつ、基礎的教養および健康的な身体を涵養する。
- 2年次
- 基礎的な教育理論を理解し、生徒対応に対する基礎的理解をもつ。さらに教科に関連する基礎的および専門的知識を涵養する。
- 3年次
- 教科に関する専門的知識と実践力を涵養する。
- 4年次
- 教育実習を通して実践力を養い、教職への理解を深める。
教職に関する知識と経験を振り返ることによって、教職に関する理解を深め、総合的な力を身につける。
Ⅱ 教員の養成に係わる授業科目、授業科目ごとの授業の方法及び内容並びに年間の授業計画
Ⅲ 卒業者の教員免許状取得の状況(過去5年)
| 免許取得者実数
| 高等学校教諭1種免許状
| 合計 (延べ人数)
|
公民
| 商業
| 情報
| 福祉
|
平成24年度 |
6 |
3 |
2 |
3 |
0 |
8 |
平成25年度 |
12 |
10 |
1 |
3 |
1 |
15 |
平成26年度 |
4 |
3 |
0 |
0 |
1 |
4 |
平成27年度 |
5 |
4 |
1 |
0 |
0 |
5 |
平成28年度 |
5 |
4 |
1 |
0 |
0 |
5 |
計 |
41 |
29 |
7 |
10 |
2 |
37 |
※「福祉」の課程は平成27年度まで
Ⅳ 卒業者の教員への就職の状況(過去5年)
|
公民 |
商業 |
情報 |
福祉 |
その他 |
合計 |
平成24年度 |
1 |
|
|
|
|
1 |
平成25年度 |
|
|
|
|
1 |
1 |
平成26年度 |
1 |
|
|
|
|
1 |
平成27年度 |
|
1 |
|
|
|
1 |
平成28年度 |
|
1 |
|
|
|
1 |
計 |
2 |
2 |
0 |
0 |
1 |
5 |
※その他は、卒業後に他の免許状を取得し、その科目で採用された者
Ⅴ 教員の養成に係る教育の質の向上に係る取組
- 教育実習センター内に教職関係の資料を用意し自由に学生が閲覧できるようにしている。
- 市内の県立高等学校や養護学校、児童デイケア施設などの見学を通して、地域の様々な教育機関について学ぶ機会を提供している。
- 必修科目「教育実習」3年の後期から開講し、各受講生が複数回模擬授業を行い実践的な授業方法を学んでいる。また、教育実習を終えた4年生から模擬授業への批評を受けることで指導力を高めている。
- 合格するまで繰り返し模擬授業の審査を行うことで、一定の知識・技能、社会的常識などを身につけて高等学校での教育実習に臨めるようにしている。
- 毎年4月に教職オリエンテーションを開き、「教職課程の手引」を配布し、免許状取得に向けた心構えや具体的な履修方法について指導している。
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