本コースでは、相談・支援を必要としている人の生活の質(QOL)を高めるために、対象となる人の理解(観察・記録の方法、心理テスト、カウンセリングなど)、並びに、福祉サービスの制度等について学びます。
そのため、心理学を中心に、社会福祉学、教育学、医学、そして、その関連領域について学習します。卒業後の進路として、児童心理司、保育相談員、家庭裁判所調査官補、心理専門職などをめざします。
カウンセリングでは「聴く」技術が重要です。それは、相手が本当に伝えたいことを聞き出し、理解すること。この「聴く」技術を理論と演習形式の授業で身に付けます。また、生活のなかでも対人関係を良好に保つために役立ちます!
講義・ゼミ・実習では、学生一人ひとりの「問題発見能力」を開拓できるよう工夫されています。
教員は福祉について熱心に語り、ゼミでは時に、時間を忘れて活発な議論が交わされます。濃密な学びによって培う「発言力」「問題意識」など、幅広い視点をもった人材を育成します。